O脚になってしまう原因とは?

O脚になってしまう原因とは?

よく聞くO脚ですが、このO脚は、日本人に共通の病気ではないかともいえるくらい、実は大多数の日本人が当てはまるんです。

 

日本人のO脚の特徴として、大腿骨と膝下の脛骨の両方が外の方向に湾曲していること、膝が外向きになっていることが挙げれられます。
この形をよーく考えてみてください。
結構、不自然な形だと思いませんか?

 

そんな日本人に多いと言われているO脚の原因ですが、単純に日本人の体型だからO脚なんだというわけではないのです。
最も大きな要因のひとつは、生まれてすぐの時、つまり赤ちゃんの時にあるのです。

 

このことは特に日本人に限ったことではなく、世界中の親がそうでしょうが、親は我が子が生まれると、すぐさまざまなことをさせようとします。
その中でも特にしたがるのが、まるで自分の子どもが一番というように、すぐ歩けるようにしたがります。

 

赤ちゃん

よく「あんよがじょうず。あんよがじょうず。」といった掛け声をかけながら、歩かせようとする光景を目にしますよね。

 

この行為そのものは親の心理として、人間の心理として、できるだけ早く子どもが成長してくれるのを希望するのは、ごくごく自然の行為とも言えるでしょう。
しかし、皮肉なことにこれがO脚の原因の大きな一つになっているのです。

 

ではなぜこれが原因となってしまうのでしょうか?
まず、骨がまだやわらかい赤ちゃんの状態で歩かせようとすると、どうしても成長がまだ十分でない部分に負荷がかかってしまいます。

 

大抵の子どもの場合は、脚の内側が未発達になっています。

 

このことはつまり、脚の内側に体重がかかってしまって、内側の骨が成長しにくくなるのですね。
その結果として、脚の外側の骨ばかりがすくすくと成長してしまい、そのまま成人になってしまってO脚典型のOの形が残ってしまうというわけです。

 

こういった状況が普通になってしまうと、O脚を治すということがなかなか難しくなってしまいます。
O脚の治し方にはこのサイトの「O脚の治し方 治療編 1〜4」にも書いている通り、適切な方法があるのですが、しかしその方法にも当然限度があるのですから。

 

万が一、O脚になってしまっても最小限にとどめ、治し方の選択肢を広げるため、幼少期、特に赤ちゃんのころの体型には十分気を配る必要があるのです。


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