O脚が与える影響1
O脚をあなたが治そうと思ったのは、治療もそうですが何より外見をなおそうと思ったからではないでしょうか?
もちろん外見も大事ですが、O脚が怖いのは実はそれだけではないのです。
外見以上に深刻なのが、体に対しての悪影響なのです。
着る服を工夫するなどで取り繕う事も、外見に関しては不可能ではありません。
例を挙げますと、あなたが女性であれば、例えばロングスカートを履く事で、脚の形が周りに見えることがなくなりますよね。
自慢の細い足を出せないなどの不自由が多少ありますが、それさえ我慢すれば解決できる問題です。
しかし、O脚からくる体調への影響、さらには症状の併発などなど、決して軽視できない体への悪影響がO脚には数多くあるのです。
では最も気をつけないといけないのはどこでしょうか?
それは、膝の変形です。
あまり知られていませんが、膝には、人間の体重の実に3倍の負荷が掛かります。
あなたの体重が50kgだとすると、膝には50×3=150kgの負荷がかかっているのです!
スポーツ選手の多くが膝を痛めたり、さらには膝に水が溜まったりというニュースがあるかというと、膝が最も負荷の掛かる場所だからなんですね。
しかし、このことは、スポーツ選手に限ったことでなく、日常生活のなかでもよく経験することではないでしょうか。
普段運動をしない人が、急に走ったり、重い物を持ったときに膝に痛みを感じる経験はありませんか?
それが、膝に負担がかって悲鳴をあげているの証拠なのです。
さらに悪い事に、その膝への非常に大きな負担がO脚だと、内側に集中します。
それが続くと、最終的に膝が変形し、その結果足を痛めやすくなる原因となるわけです。
また、足に何らかの不都合があると、姿勢が悪くなりやすく、結果的に体全体に悪影響が広がるわけです。
よく言われる腰と同じように、膝は体を支える大切な部分なのです。
このような理由で、膝を悪くした人の治療の方法として、O脚の矯正を試してみる方法もあります。
O脚を治すことが、そのまま膝の治すことに当てはまるという理屈です。
それくらい、実はO脚が体に与える影響は無視できない場合があるのです。