O脚の種類 その3

O脚の種類 その3

あなたはX脚という形の脚を聞いたことがあるでしょうか?

 

X脚とは簡単に言いますと、典型的なO脚が「O」型に脚が曲がるのに対して、それとは反対の「X」の型に脚がなる状態になります。

 

普通、X脚とO脚は形が全く逆ですので、全く違うタイプの脚だと考えられがちですね。
しかし、専門的にはO脚の中の一種としてX脚は扱われているのです。

 

なぜ形が真逆なのに、同じ種類なのでしょうか?
それは、膝を基準にして考えるからなんですね。

 

膝を基準に考えると、スキマが上にできるか下にできるかの違いだけなので、ある意味WO型と捉えられるからなんです。
そうはいっても、X脚の場合、スキマの形はOの字ではないのですが、、

 

「X脚」は、両膝をつけた状態だと、非常に窮屈になっている状態で、膝上や膝下に隙間があるタイプのO脚だと言えます。

 

X脚の場合、O脚より形は目立ちにくいですが、矯正する場合は反対にO脚よりも大変な場合が多いのです。
このタイプのO脚も、実はかなり多いようでして、本人に実はX脚という自覚がないままO脚になってしまった方がこのタイプになります。
ちょっと説明がややこしくなりましたね。すみません。

 

このあまり本人に自覚がない「X脚」ですが、その治し方は、実は結構難しいようです。
難しい理由はちゃんとありまして、X脚の場合膝が付いてしまうので、全体を内側に矯正させるようにゴムベルトを使って治療する場合、膝がくっつきすぎて痛くなってしまうのです。

 

ですので、全体ではなく、太ももとふくらはぎとを中心に矯正の対象とすることから始めます。
X脚の場合、多くの方が外にふくらはぎが向いているので、通常はここを中心に矯正し治す方法になります。

 

ここで「X脚」の特徴を説明してみましょう。

  • X脚というぐらいですから、内股の格好になります。その結果、女性もですが、男の人の場合は特に不恰好(女性っぽく)に見えてしまう。
  • 脚が歪んでいるため膝から下の体重が均一になりません。その結果、疲労が溜まりやすくなります。
  • また、捻挫などが代表ですが、様々な怪我をしやすくなります。

 

以上が代表的なX脚の特徴です。

 

テニス

X脚の場合、テニスなどのスポーツをやっている人は特に注意が必要です。

 

このやっかいな「X脚」ですが、上手な治し方だときれいに治りますが、下手な治し方だと負担が大きく掛かってしまって、かえって足を痛める場合がありますので、治療は慎重に判断しましょう。


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