O脚の種類 その4

O脚の種類 その4

O脚というと丸く膨らんだ形を想像しがちですが、実はその反対のX脚もO脚に入りますし、更に両方が複合したハイブリッド型も存在しています。

 

ハイブリッド型はあまりイメージが付きにくいと思いますが、膝が付いた状態で、ふくらはぎが外側に湾曲(曲がって)していたり、太ももが極端に離れていたりなど、要するにO字型の形に膝をつけたX字の状態でなってしまうタイプのものです。
俗にいうXO脚、OX脚と呼ばれるタイプのO脚になります。

 

o脚

X脚がある意味きれいなXの文字をイメージできる形なのに対し、XO脚、OX脚は途中の線がまっすぐでないXといった感じをイメージすればいいかと思います。

 

さらにいいますと、XOとOXも厳密に言えば別物になります。
その名の通り、O脚がベースでX脚の要素が入っている場合がXO脚で、X脚がベースでO脚の要素が入っている場合がXO脚となります。

 

そう書いてもなかなかややこしいですね。
もう少し詳しく説明すると、XO脚の場合は膝から上がくっついてしまっている状態です。
その場合、膝の関節は内側をむいており、更にふくらはぎが外に向かって湾曲し、O型を作っている状態になります。

 

もう一方のOX型の場合ですが、X型に曲がっていながら、膝頭が内側を向いている状態になります。

 

単純なO脚でも治療は難しいのですが、こういった複数の要素が絡んでいるXO脚、OX脚は、さらに矯正が難しく、治し方も複雑になってしまいます。

 

単純に考えても、片方は内側を向いていて、もう片方は外側を向いているのですから、両方に別の力をかけて矯正しなくてはなりません。

 

では具体的にどうして治すかといいますと、最初にどちらか片方を矯正し、ある程度成功したら次、という流れが一般的な方法になります。
両方とも同時に矯正するという治す方法は、あまりお勧めできません。

 

なぜなら、両方を同時に行うと、脚全体に不自然な負荷が掛かってしまうのです。
その結果、骨が奇妙な形に変わってしまう場合があります。
ですので、できる限り、一つ一つ丁寧に順番を守って治していった方がいいでしょう。

 

XO型の場合の例をあげますと、まず最初に膝をまっすぐにし、次にふくらはぎを治す、といった感じですね。


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