O脚が与える影響5

O脚が与える影響5

O脚が原因による体調悪化が少なからずありますが、その中でも特によく出てくるのが、関節痛です。

 

腰痛も関節痛の1つじゃないのと思われたかもしれませんが、この関節痛の怖いところは、腰痛と違って腰を含んだ脚回りだけの痛みではないという事です。

 

なんと、腰痛はもちろん、背中・首・肩などの上半身にいたるまで関節痛が起こってしまうのです。

 

O脚になると、膝関節が通常の状態ではないため、かなり無理をしています。
首などの上半身と違って、実際に変形している部分になりますから、普通の状態とは違った負荷がかかります。
ですので、O脚によってひじ関節が痛むのは至極自然な事です。

 

さらに、ここからが問題の本質です。
膝に限らず、人間は体のどこかが痛むと、姿勢や動作は自然な状態から離れますので不安定になります。
なぜなら、人は痛みを無意識のうちにかばうようにできているからです。

 

その生まれ持った性質によって、自然な動作や姿勢が崩れてしまい、いつの間にか今まで正常だった他の箇所にも負担が生じます。

 

プロサッカー選手が右足を怪我して、その右足をかばって試合をやった結果、正常だった左足を負傷した、といったニュースを聞いた事があるかと思います。

 

このことは、何もプロの世界だけではありません。
そのようなことが、普通の人の日常生活の中でも起こっているのです。

 

O脚などの影響で身体全体のバランスが大きく崩れ、体重による負荷が最も掛かりやすい各関節部分に腫れや炎症などが発生したりします。
ひどい場合には骨がずれたりして、ひどい痛みが発生してしまうのです。

 

O脚による悪影響もこのホームページで紹介しているようにたくさんありますが、その中でこの関節痛が一番厄介で影響が大きいかもしれません。

 

なぜなら、O脚になっている脚とは直接は関係ない上半身に生じる痛みですので、まさか「O脚が原因じゃないか?」と考える人はまずいないからです。

 

痛みがO脚からだどは夢にも思っていないので、普通は痛んだ箇所のマッサージなどやるだけです。
しかし、普通の治し方は、根本的な原因が取り除かれませんから、結果的になかなか治らない、という悪循環に落ちいるのです。

 

あなたに、首や背中などの上半身の関節痛が発生したら、痛みが出ている部分だけでなく、まずは身体全体をイメージして、どこのバランスが崩れているのか?を考える必要があるでしょう。

 

もちろんその際には、「もしかしたらO脚が大きな要素の一つかもしれない」という疑いの念を持ち、ちゃんとネットなどでO脚の治し方を調べることが大事ですね。


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